リソース・アンカーを3つ重ねる2006/03/17 18:09

サンタフェ郊外・夕陽

NLPの中心的なスキルに「アンカー」があります。

 自分にとって役立つ状態、感覚的にいいなあと思える状態などを、どこか身体の一部に触る、押すなどの感覚と結びつけるという作業をし、未来に自分がその状態を必要とする時に、すぐに引き出せるようにする ということです。

例えば「リラックス」の状態が欲しいとしたら、まずその状態に充分に浸ります。身体の感覚を、見えるものを、聞こえるものを・・・・・・

そして、その状態になれたら、例えばですが親指をぎゅっと握る。

それを何回か繰り返して行くと、

「親指をぎゅっと握る」ことで、リラックスの状態が蘇ってくるというものです。

書かれた文書だけを読んでいると、まさか?! と思えなくもありませんが、実際にやってみると不思議とそれが出来るのです。

そのアンカーを、3つ重ねて、さらに強力にしてしまおうとする試みも可能です。

A:歓迎された経験
B:腕に抱かれて、抱きしめられた経験
C:誰かが私を無条件に受け入れた経験

この3つを順番にアンカーして行きます。

まず、Aの場面。実際にそこに自分をおいて、自分の目で見、感じるなど、感じたままを感じる必要があります。歓迎されている喜びを感じることが出来たら、利き手の親指と他の指で運動感覚的アンカーを作ります。

次に、Bの場面も同じように進めます。そしてアンカー。

もうひとつCの場面を同じようにアンカー。

これが「アンカーの積み重ね」だそうです!

リソース・アンカーを強力にし、ボルテージも高めることが可能です。